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お店づくり日記。 ~其の弐~

「ブランド MANUALgraph」

MANUALgraphと名付けた僕たちのブランド名。
英語で直接的な意味はありませんが、
MANUAL = 「手を使う、手作業の、」 を使いたかったので決めました。

 

大文字のMANUALで木工などの男性的な作業を表し、
小文字のgraphでファブリックの繊細さ、縫製など女性的な仕事を表しています。

 

男性陣が木枠や下ごしらえ、生地の張り込みをし、
女性陣がファブリックの型取り裁断 縫製をして、
その皆の作業全てが合わさって完成するウチのソファそのものを表現しているつもりです。

 

ブランドとは何ぞや?
本屋さんに行くと「ブランディング何ちゃら」「ブランドをつくる」みたいな本が結構いっぱいあります。
何冊か読みました。
結果、ブランドとは、、、わかったような余計わからなくなったような、、、、。

 

前にも書きましたが、お店作りも、ましてやブランド作りなんてやったこともない僕たち素人が、なるべく自分達でできることは自分たちでと思いつつも、すぐに壁にぶち当たります。

 

そんな時はその道のプロフェッショナルに頼ることをSTOREの改装で覚えました。
しかも仕事を依頼するために初めて会うような人ではなく、気心のしれた友達に、友達価格で。

 

そこで登場するのがNSSGRAPHICAのマチダくんです。
彼は何を隠そう、昔一緒にバンドをやった元メンバー。

 

僕が長々とバンド活動に執着している間、彼はあっさりバンドを脱退しロスへ留学、数年後に帰国したかと思ったらいつの間にか
著名な企業やミュージシャンのwebやグラフィックデザインを手掛ける一端のデザイナーになってました。

 

ブランド作りの壁にさっそくぶち当たっていた時に
ふとNSSGRAPHICAのサイトをみると、業務内容に「ブランディング」とありました。

 

さっそくマチダくんにコンタクトをとると、数年ぶりに会った彼は快くグラフィックデザインと最初のブランディングの補助を引受けてくれました。
何よりさすがに一緒にバンドを演って青春時代を共に過ごした彼とは何だかフィーリングも合い、嬉しくなります。
やはり持つべきは元バンドメンバーのグラフィックデザイナーです。

 

さすがにブランドたるや1日にしてならずくらいはわかっているつもりです。
長い年月をかけて作り上げて行くものだと、数冊読んだ本のどれにも書いてありました。

 

僕はなんとなく始めて少しづつ作り上げて行く感覚だったのですが、
でもやはり、最初が肝心なのだとマチダくんとの作業の中で教えられました。

 

「差別化」だとか「タッチポイント」だとか、あと「それフツー」「あり」「なし」
だとかそんなキーワードを取り交わしつつ、いろんなことを「決める」作業の真っ最中。
はっきり言って楽しいです。

 

余談ですが英語のできない僕は、ブランド名を決めるのに
「MANUALgraph」って英語的に変?と相談したのはこれまた元バンドメンバーで帰国子女のユウタくん。
やっぱり持つべきは元バンドメンバーの帰国子女の人ですね!

2013年2月13日
鈴木大悟