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  • お店づくり日記 ~其の参~

    「TRUCKとHi-STANDARD」
    世代的にこの2つの存在に、青春時代大きな影響を受けました。
    もちろん今でも大好きです。
     
    TRUCKとHi-STANDARD
    この2つの共通点、それは、大企業が莫大なコストを掛けてマーケティングやら
    ブランディングやらを行って世に打ち出そうとする事を、
    とてもミニマムな組織(方や夫婦、方や3ピースのバンド)で
    DIYで実現してしまっていることだと思います。
     
    同じ家具屋として悔しいですが、ナチュラルボーンなあの夫妻には到底敵いません。
    憧れのライフスタイルを自ら実践し、そのままを家具として、お店として世に提案し、
    でもそこには決して事業計画や今期目標なんてものは存在しません(たぶん…)。
     
    今や巷にはTRUCKテイストの家具やお店で溢れかえっています。
    確実に一つの「流行」を創り上げたと思いますが、だれも本家には敵いません。
     
    2000年頃、都内のライブハウスにはHi-STANDARDの様なバンドが
    溢れかえっていました。
    ハイスタやそのモノマネの奴らとは違うことをやろうとバンドを結成しました。
     
    残念ながらそのバンドが大ブレイクしていたら僕は今家具屋は
    やっていなかったかもしれませんが、
    何枚か作品も世に残し、ほんの小さな石ころですが、
    当時のシーンに一石を投じたと誇りに思っています。
     
     
    2年前の2011年にやっと大阪旭区のTRUCKの新店舗を見に行くことが出来ました。
     
    以前の店舗にも増してその空間とそこにある家具ひとつひとつに
    嘘がない佇まいでした。
     
    2000年当時、ハイスタとは違うことをやろうとバンドを結成したときと同じ気持ちで
    ブランドとお店を始めます。
     
    もちろんヒントや見習うべきものはたくさんあります。
    でもMANUALgraphにしかできないもの、僕たちにしかない何かを追い求めて
    ソファを造り、お店を創っていきたいと思います。
    さあ皆さん、いい加減そろそろ
    FACTORY&STORE MANUALgraph 始まりますよ!!
     
    ちなみにTRUCK新店舗に行った同じ年、
    12年ぶりに開催されたAirJAMに行ってきました。
    1曲目「STSYGOLD」のイントロを聴いた瞬間いい歳こいて号泣しちゃいました。
    2013年4月3日
    鈴木大悟
  • お店づくり日記。 ~其の弐~

    「ブランド MANUALgraph」

    MANUALgraphと名付けた僕たちのブランド名。
    英語で直接的な意味はありませんが、
    MANUAL = 「手を使う、手作業の、」 を使いたかったので決めました。

     

    大文字のMANUALで木工などの男性的な作業を表し、
    小文字のgraphでファブリックの繊細さ、縫製など女性的な仕事を表しています。

     

    男性陣が木枠や下ごしらえ、生地の張り込みをし、
    女性陣がファブリックの型取り裁断 縫製をして、
    その皆の作業全てが合わさって完成するウチのソファそのものを表現しているつもりです。

     

    ブランドとは何ぞや?
    本屋さんに行くと「ブランディング何ちゃら」「ブランドをつくる」みたいな本が結構いっぱいあります。
    何冊か読みました。
    結果、ブランドとは、、、わかったような余計わからなくなったような、、、、。

     

    前にも書きましたが、お店作りも、ましてやブランド作りなんてやったこともない僕たち素人が、なるべく自分達でできることは自分たちでと思いつつも、すぐに壁にぶち当たります。

     

    そんな時はその道のプロフェッショナルに頼ることをSTOREの改装で覚えました。
    しかも仕事を依頼するために初めて会うような人ではなく、気心のしれた友達に、友達価格で。

     

    そこで登場するのがNSSGRAPHICAのマチダくんです。
    彼は何を隠そう、昔一緒にバンドをやった元メンバー。

     

    僕が長々とバンド活動に執着している間、彼はあっさりバンドを脱退しロスへ留学、数年後に帰国したかと思ったらいつの間にか
    著名な企業やミュージシャンのwebやグラフィックデザインを手掛ける一端のデザイナーになってました。

     

    ブランド作りの壁にさっそくぶち当たっていた時に
    ふとNSSGRAPHICAのサイトをみると、業務内容に「ブランディング」とありました。

     

    さっそくマチダくんにコンタクトをとると、数年ぶりに会った彼は快くグラフィックデザインと最初のブランディングの補助を引受けてくれました。
    何よりさすがに一緒にバンドを演って青春時代を共に過ごした彼とは何だかフィーリングも合い、嬉しくなります。
    やはり持つべきは元バンドメンバーのグラフィックデザイナーです。

     

    さすがにブランドたるや1日にしてならずくらいはわかっているつもりです。
    長い年月をかけて作り上げて行くものだと、数冊読んだ本のどれにも書いてありました。

     

    僕はなんとなく始めて少しづつ作り上げて行く感覚だったのですが、
    でもやはり、最初が肝心なのだとマチダくんとの作業の中で教えられました。

     

    「差別化」だとか「タッチポイント」だとか、あと「それフツー」「あり」「なし」
    だとかそんなキーワードを取り交わしつつ、いろんなことを「決める」作業の真っ最中。
    はっきり言って楽しいです。

     

    余談ですが英語のできない僕は、ブランド名を決めるのに
    「MANUALgraph」って英語的に変?と相談したのはこれまた元バンドメンバーで帰国子女のユウタくん。
    やっぱり持つべきは元バンドメンバーの帰国子女の人ですね!

    2013年2月13日
    鈴木大悟

  • お店づくり日記。 ~其の壱~

    「FACTORY&STORE」


    昨年末より、「FACTORY&STORE MANUALgraph」と銘打って
    念願だったお店作りを始めました。

     

    昨年Nicora Formichettiさんとのコラボでソファを作った際、
    勢いで名付けたMANUALgraphという僕たちのブランド名。

     

    この名のもとに何点かソファを制作しましたが、ブランドとしてもう少しキチンと形にして僕たちのものづくりを世に広めて行こうと思い、始めました。

     

    2棟ある工場のうち1棟の2階が、過去数十年分の廃材や在庫(けしてガラクタとは言いませんが・・・)で溢れかえっていたのでココを片付けて改装することにしました。

     

    工場の1画を改装するので、天井や壁の鉄骨は剥き出し、角には製品を上げ下げするための業務用のエレベーターがドンッと陣取っています。
    でも何だかそれがいい感じで、小さな工場で1台1台ほとんど手造りで家具を造っている僕たちのものづくりの雰囲気が、うまく皆様に伝えられるような場所になりそうな予感はします。

     

    工場とお店が同じ敷地内にあるので「FACTORY&STORE」。
    単純ですが大袈裟に言うと「造りながらそこで売る」という理想を追い求めるためそう冠をつけました。

     

    あまりお金も掛けられないので、最初は全て自分達でやってみようと試みましたが、通常の業務をしながらの作業に早々に限界を感じ、片付けだけで終わってしまいました。

     

    そこで地元の1コ上の先輩、飯塚工務店のシュンスケくんの力を借りることにし、僕が東京にいた頃よりお世話になっているdesigh Chill-outのムラカミさんに図面を書いてもらいました。

     

    工場の1画がお店です。
    もちろん並べるソファは全て同じ敷地内の工場で造っているので、造っている「様(さま)」をお客さんに見てもらえることができます。
    なので言うのも恥ずかしい位ですが、当然純国産のソファです。
    ベッドとあとその他の家具もちょびっと置く予定です。
    それから今まで僕らが得意としてきたカーテンを中心としたファブリックの販売もします。

     

    裾野のこんな辺鄙な住宅街のお店ですが、
    「こんなところにこんな面白いお店があったのか!」と皆さんに思っていただけるような場所を目指して日夜奮闘しております。

     

    オープン日は実はまだ決まっていません。

     

    なにせお店なんか作ったこともないし、家具しか造ったことのない
    店作りに関しては全くの素人の僕たちがやっているので、
    なかなか思うように進まないのが正直なところです。

     

    ビジネス的にはあり得ないことかも知れませんが、
    それでも納得いかないまま始めるわけにもいかないので試行錯誤しながら
    そう遠くないそのうち、
    できれば桜が咲く前頃には皆さんにご案内が出来ればと思います。

    2013年1月24日
    鈴木大悟

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